両社の得意領域を活かし顧客基盤を拡大
主に企業のデジタルマーケティング支援を行うフィードフォースは1月10日、インターネット広告運用代行事業アナグラムの株式50.1%を取得し、連結子会社化することを決議したと発表しました。

フィードフォースは、昨年7月に東証マザーズに上場。その後、アナグラムから経営統合の打診があり、検討の結果、アナグラムの株式取得に至ったとしています。
データフィード広告のフィードフォースと、リスティング広告のアナグラム
両社はともにインターネットを活用した広告運用代行事業を行っていますが、フィードフォースはデータを活用した「データフィード広告」を扱い、アナグラムは検索ワードに合わせた「リスティング広告」を扱っています。
インターネット広告の形式は近年、多様化・高度化し、さらなる高度な専門性が求められています。このような状況下において、より高度なマーケティング支援体制を両社が共同で開発・構築することで、持続的な成長が期待できると判断したものです。
今回の株式取得により、両社の得意領域を活かしたインターネット広告運用代行事業をワンストップで提供し、顧客基盤をより拡大する考えです。
今後の見通し
アナグラムの連結子会社化に伴い、フィードフォースは2020年5月期第3四半期より連結決算に移行しますが、2020年5月期の連結業績予想は精査中です。また今後は、株式交換によるアナグラムの完全子会社化も検討するとしています。
(画像はフィードフォース・ホームページより)
▼外部リンク
フィードフォース プレスリリース
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7068/tdnet/1782623/00.pdf