相次ぐ事業支援の開始
宮崎県内では2月に事業承継支援の取り組みが相次いで始まりました。
取り組みのひとつは、株式会社ライトライトが立ち上げた地域の事業承継促進プラットフォーム「relay(リレイ)」。もうひとつは、宮崎県新富町の一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(以下、こゆ財団)が開始した地域の事業承継マッチング支援です。

こゆ財団によると、宮崎県内企業のうち70代以上の「後継者不在率」は2019年で25.5%となり、事業承継の促進が不可欠ということです。
地域の事業承継促進ラットフォーム「relay」
「出身地と出身者をつなげる」をコンセプトに掲げるライトライトは2月13日、地域の事業承継を促進するプラットフォーム「relay(リレイ)」を立ち上げました。
このrelayは、後継者を探している中小企業と引き継ぎ希望者をウェブ上でマッチングさせるというもの。従来のものと異なるのは、オーナーの想いを記事にし、メディア機能を軸に展開するという点です。同社では将来、このサービスを全国にも広げるとしています。
こゆ財団、マッチング支援開始
2月21日には、宮崎県新富町の「こゆ財団」が、地域の事業承継マッチング支援を開始すると発表しました。

こゆ財団は、マッチングには情報の「見える化」が必要と考え、地域の事業者の事業承継に対する意識や課題の「見える化」に取り組むということです。
2月26日には、この第一弾として「初めての事業承継~今から将来に備えよう!」講座を新富町で開催し、ライトライトの齋藤隆太氏らもゲストとして招くということです。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ライトライト プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000053134.html
こゆ財団 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000185.000028395.html