韓国初の航空会社同士の結合
株式会社チェジュ航空は3月2日、Eastar Holdings Co.(イースター航空)買収の株式売買契約書を締結したと発表。最終買取金額は545億ウォン、韓国航空業界では初の同事業観での結合となりました。

最終買取金額は545億ウォンで合意
チェジュ航空は、他法人の株式および出資証券の取得決定公示により、イースター航空の持株4,971,000株、比率51.17%で最終合意し、株式売買契約を締結しました。
買収金額は、54,500,147,920ウォン。昨年12月18日に了解覚書の締結を行っており、その後12月30日より訂正を行いながら今回の公示に至りました。
イースター航空には履行保証金として、115億ウォンをすでに支給しており、取得予定日となっている4月29日に残りの約430億ウォンを納入する運びとなっています。
危機を乗り越え経営の安定を図る
今回、韓国で航空業界2社が結合するのは初めて。両社は最近の航空市場の危機的状況に対し、M&Aを推進することで克服する狙いです。
チェジュ航空の取締役社長・李碩住氏は、今後両社はコストダウンなど価格調整を実現し、運営効率を上げるための取り組みを行っていくと発表。早期的な正常化を目指し、経営の安定化、収益の改善を目標にしていくと語っています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社チェジュ航空のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000042099.html