事業承継とは?知られざる種類から進め方までわかりやすく解説する!

現在日本は少子高齢化の進展による経営者の高齢化によって大廃業時代の危機に陥っています。

中小企業を後の世代に紡いでいくためには事業承継が必要となります。

 

当カテゴリーでは事業承継の基本知識として以下の点をお伝えしていきます。

 

事業承継とはそもそもどのようなものなのか?

どのように事業承継を進めるべきなのか?

事業承継のリスクはあるのか?

どのような専門家に相談するのがよいのか?

 

そもそも事業承継と相続の違いとは?

まず事業承継と相続で何が違うのかという点をご理解頂く必要があります。

相続は受け身として遺産を受け取る行為ですが、事業承継には積極性を伴う必要性があります。

 

事業承継は積極的に後継者が引き継ぐ会社を精査して、友好的に事業を買収するくらいの意気込みで行う必要があります。

以下で詳しく事業承継と相続の違いについてお伝えしています。

 

→ 事業承継と相続の違いをわかりやすく解説する!

 

 

事業承継の進め方と種類

それでは実際に事業承継を進めていく方法について見ていきましょう。

事業承継の進め方については、中小企業庁がガイドラインを出しています。

 

事業承継の全体感

以下のコンテンツでは事業承継の進め方について複数記事でお伝えしています。

→ 事業承継の準備と進め方!中小企業庁のガイドラインから学ぼう。

→ 事業承継で人的資源と知的資源をスムーズに承継する方法は?

→ 事業承継をした後の従業員の待遇についてわかりやすく解説!

 

【中小企業庁ガイドラインによる事業承継の5ステップ】

ステップ1:事業承継に向けた準備の必要性の認識
ステップ2:経営状況・経営課題等の把握
ステップ3:事業承継に向けた経営改善
ステップ4-1:事業承継計画の策定(親族内・従業員承継の場合)
ステップ4-2:M&A等のマッチング実施(社外への引き継ぎの場合)
ステップ5:事業承継の実行

 

上記のステップ4で場合わけがなされている通り、事業承継といっても以下の通りに場合分けがなされます。

 

事業承継の種類

参照:中小企業庁

 

①:親族内・従業員承継

現在親族内承継は55.4%、役員・従業員承継は19.1%で合計約75%と事業承継の主流となっています。

親族内・従業員承継については以下のカテゴリーを設けて詳しくお伝えしていますので参照していただければと思います。

 

親族内承継と従業員承継を紐解く

 

親族や従業員への承継を行う場合に、国として事業承継を支援する「経営承継円滑化法」が整備されています。

経営承継円滑化法は以下の三つの柱で構成されています。

  • 相続税・贈与税の納税猶予や免除を定めた事業承継税制
  • 遺留分を他の相続人から請求されることの対策としての「民法の特例」
  • 事業承継時に必要となる資金の工面を支援する金融支援サービス

経営承継円滑化法については以下のカテゴリーで詳しく解説しています。

 

②:会社売却・M&Aという選択肢

経営者が高齢となる経営を行うのが難しくなってきたが後継者は現状いない。

しかし、手塩にかけてきた会社は存続させたいという方もいらっしゃると思います。

事業承継は親族や役員・従業員といった方法だけでなく、上記4-2でも出た通り会社を売却という方法も存在します。

 

会社売却といえばネガティブなイメージがあるかもしれませんが、

むしろ第三者がお金をだしてまで欲しい事業を育て上げたと誇りを持つべきことなのです。

 

後継者がいないからといって会社を廃業してしまうと、取引先にも迷惑がかかりますし、従業員を解雇することにもなってしまいます。

会社を存続できるだけでなく、老後の資金を得ることができる会社売却という選択肢を是非とも検討していただきたいと思います。

 

注目度が高まる会社売却という選択肢

→ 企業を存続させたいが後継者がいない!取るべき対策方法は?

 

 

事業承継のリスクと注意点

後継者として指名されたとしても必ずしも事業を承継しなければいけないわけではありません。

しっかりと自分が引き継ぐべき会社の内容を確認してから引き継ぐかどうかを判断するようにしましょう。

 

以下のコンテンツでは後継者が事業承継を行う際に注意するべき点について網羅的にお伝えしています。

後継者として承継して会社を経営する決意ができないのであれば、第三者への会社売却を視野に現経営者に提言をするのも重要な決断です。

 

→ 会社経営者である親の死亡により資産を相続する際の注意点とは!?相続放棄という選択肢についても解説する。

→ 事業承継のリスクとは?『ヒト』『資産』『知的財産』の側面から解説する!

→ 事業承継の個人保証とは?2020年の民法改正を前に知っておくべきことを解説する!

 

最初の相続と承継の違いでお伝えした通り、事業承継はたとえ親族であっても後継者による友好的な買収として考えないといけません。

果たして引き継ぎたい会社であるかどうかを納得がいくまで考えて判断しましょう、

 

事業承継の失敗事例とトラブル一覧

事業承継は現在の経営者から経営権を引き継ぐことになりますので当然利権が絡んできます。

以下のコンテンツでは事業承継によって発生するトラブルや失敗の例と対策法についてお伝えしています。

 

事前にトラブルとなるポイントを頭に入れておくことでスムーズに事業承継を行えるように準備をしておきましょう。

 

→ (トラブルを未然に防ぐために)事業承継の良くあるトラブル一覧と対処法

→ 事業承継がうまくいかない原因とは?失敗事例集から学ぼう!

 

 

事業承継の相談をする専門家

事業承継は法律的なことや専門的な手続きがあるので誰かに相談したいという方もいらっしゃると思います。

ざっと挙げるだけで以下の通り事業承継の専門家は存在しています。

 

  • 税理士
  • 弁護士
  • 商工会議所・事業引き継ぎ支援センター
  • 事業承継士
  • 事業承継アドバイザー
  • M&A仲介会社

 

以下のコンテンツでは各専門機関の支援内容についてお伝えしています。

→ 事業承継をスムーズに進めたい!相談先として最適な専門家・機関は?

 

また、以下のような方におすすめなのが「会社即売.com」です。

  • 早く会社を売却したい
  • M&A仲介業者をたらい回しにされている
  • 後継者がいないから廃業を考えている
  • 赤字だけど廃業も難しいから会社を売却したいと考えている
  • 個人保証を外して売却したい

会社即売では問い合わせから売却完了まで無料で、なおかつスピーディーに対応いたします。

以下で詳しくまとめていますの相談含めてごらんいただければと思います。

→ 事業承継の悩みを抱える中小企業の強い味方「会社即売.com」の魅力を徹底解説。

 

まとめ

経営者の高齢化によって日本の中小企業の3分の1が廃業の危機に瀕しています。

後の世代に紡いでいくためには事業承継が必要となります。

 

一般的に事業承継というと親族並びに従業員への承継と思われがちですが、会社売却という方法も存在し注目度が上がっています。

各経営者が自社と後継者の有無を考えた上で最適な方法で事業承継を行って行きましょう!

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