人材不足との声が上がることが多い業界の一つに、医療や介護といった人間の人生に深い関わりを持つ仕事があります。
「CBパートナーズ」は医療・介護専門職を対象としたM&Aを手掛ける仲介会社であり、
数々の実績を誇り様々な企業から信頼を得てきました。
CBパートナーズの成り立ちや特徴、CBパートナーズならではの強み、
そして成功事例や評判を確認しながら実像に迫ってみます。
業界に関わらず中小企業の会社売却に適したM&A仲介会社をお探しの方は以下専門M&A仲介ランキングをご覧ください。
目次
CBパートナーズの成り立ち
CBパートナーズは1999年7月、「有限会社キャリアブレイン」として誕生し、当時は医療・介護業界の人材不足を解消するための人材派遣会社としてスタートを切りました。
転機が訪れたのは2012年4月のことで、戦略的経営の拡大、継承問題への対応、抜本的な人材不足解消を目的に、有効的なM&A仲介業を開始します。
これは法人の顧客からの要望に応える形で始めたサービスであり、アドバイザリーなど経営支援に関する情報を提供することに重きを置き始めたのもこの頃からです。
同年中に初めてのM&Aを成立させるなど着実に実績を重ねていきますと、2016年4月分社化によってCBパートナーズが誕生します。
現在は事業規模を大きく拡大させ、全国に展開し、業界最多となる年間80件以上というM&A成約を実現させる企業として成長しています。
CBパートナーズの特徴
CBパートナーズの特徴は、何と言っても薬局をはじめとした医療などの専門分野に関するM&Aに特化したサービスを提供していることです。
前身であるキャリアブレイン時代から人材の紹介やコンサルティングなどの知識を引き継いでおりM&Aという分野においても確かに落とし込んでいます。
アドバイザーとしても、医療や介護などの現場を熟知し、さまざまな企業や現場を理解している人材ばかりですから専門職特有の事情にも問題なく対応可能です。
狭い業界であるものの、CBパートナーズは国内の主要都市9つに拠点を構えており、全国を対象に交渉相手方を見つけられるため、ビジネスチャンスを逃しません。
「調剤薬局」「介護施設」「病院」の3分野で包括的なM&A支援を実施している
CBパートナーズでは、調剤薬局、介護施設、病院・クリニックという3分野において、包括的なM&A支援を実施しています。
調剤薬局の場合、継続発展を前提としたM&Aを主軸に据え、経営者の交代から従業員雇用の継続、資産の管理・継承までを一任することができます。
関連:事業承継をした後の従業員の待遇は?労働契約・条件についてわかりやすく解説。
介護施設においては、ファイナンスの側面からも専門的なコンサルティングを受けることができ、経営で必要になる条件を再確認することが可能です。
病院・クリニックにおいては、M&Aの仲介とアドバイザリーに特化したサービスを提供しており、戦略を練る段階から相談を行うことができます。
交渉や買収監査、契約書作成など、法務などの問題が絡む難しいセクションにおいても、CBパートナーズが一貫して支援を実施します。
成約件数が右肩上がりに上昇している
CBパートナーズが本格的にM&Aの世界に参入を果たしたのは2012年であり、最初の成約を果たすまでに約5ヶ月を擁しました。
しかしそこからは年々成約件数を伸ばし続けており、2017年3月には第300号案件を成約させるなど、加速度的な成長を見せている企業でもあります。
現在も右肩上がりの成長は続いており、年間で80件以上という、同業種では数年前まで考えられなかったほどの数のM&Aを成功に導いています。
まさしく伸び盛りのM&A仲介会社であることから、医療や介護業界からの注目度や信頼度が高くいのです。
きめ細やかな営業姿勢も長所の一つ
勢いのある企業であることは確かですが、アドバイザーを筆頭にCBパートナーズで働いているスタッフは慎重さを兼ね備えており、誠実できめ細やかな対応を行っています。
一般的な業種と比較しますと、医療や介護は特殊な世界ですが、業界や現場を知り尽くすスタッフが対応するため、相談の際にストレスを感じることはありません。
専門的な要望に対してもしっかり応えられますから、クライアントに寄り添う姿勢を大切にしながらM&Aの買収先を探すことが可能なのです。
また、現在経営中の会社が何らかの問題を抱えていたとしても、さまざまな角度から解決策の提示を行えるため、不安をクリアにした状態でM&Aに臨むことができます。
M&A成立後にも安定した運営を促すサポートを実施
医療の分野では、報酬の改定をはじめさまざまな環境が年々変化を続けており、それに対応できる能力が譲渡先にも、仲介会社にも求められています。
専門的な取引を手掛けているCBパートナーズを利用すれば、そのような事情を問題として捉える必要が無く、成長中のM&A仲介会社という事実も後押しします。
譲渡を行った後でも安定した事業を継続させることを第一に考えられるアドバイザーによる提案を受けられることこそが、CBパートナーズの醍醐味とも言えるでしょう。
CBパートナーズの手数料は成功報酬型
M&A仲介を選ぶ際に気になるポイントとして、やはり手数料があげられると思います。
CBパートナーズは着手金や月額報酬は発生しません。
関連:M&A仲介に支払う着手金など手数料の相場とは?M&Aを実施するなら知っておこう!
同社の手数料はM&A完了時に発生する成功報酬手数料です。
成功報酬手数料は以下の通り売却金額に応じて算出されます。
対価 | 成功報酬の割合 |
---|---|
〜5億円 | 5% |
5億円〜10億円 | 4% |
10億円〜20億円 | 3% |
20億円〜 | 2% |
関連:M&A仲介への成功報酬は「レーマン方式」で計算!報酬はいくら?
ただ、M&Aの規模が小さい場合は手数料がすくなくなるため、下限を設けています。
詳しくは問い合わせて聞いてみると良いでしょう。
CBパートナーズによる成功事例と評判、口コミ
合同会社キューオーエルの事例
宮崎県宮崎市において薬局を経営していた合同会社キューオーエルの前代表・杉本靖子氏ですが、心身両面における負担の大きさに悩まされていたと話します。
薬剤師と事務スタッフを合わせて5人の体制で運営を行っていましたものの、在宅医療の部門を杉本氏一人で担当することになり、同時期に家庭環境の変化も起こりました。
地元で薬局を開いた理由として「両親の介護」がありましたものの、相次いで他界し、地元に留まる理由が無くなったときに、セカンドライフの暮らし方を変えたいと思うに至ったのです。
M&Aに対しては「売却の方針をスタッフにどう伝えればいいのか不安だった」と言いますが、CBパートナーズの支えによって売却の話は次第に具体化していきます。
結果として相談を持ち掛けてから6ヶ月後にはM&Aが成立し、一定期間のアフターフォローを任された後、円滑な譲渡を実現させられました。
ヒロ・コーポレーション有限会社の事例
岩手県滝沢市において調剤薬局を経営していたヒロ・コーポレーション有限会社の藤原博之氏は、経営の行き詰まりを感じ、2017年にCBコンサルティングへの相談を行いました。
診断の最中に「将来的な譲渡を検討している」といった相談を行ったところ、査定を勧められ、選択肢の一つとしてM&Aの見当を始めたと言います。
当初は譲渡に抵抗を感じていたという藤原氏ですが、妥当な査定結果とCBパートナーズの真摯な姿勢に心を動かされ、次第に譲渡に向けた決心を固めていくことになります。
最終的には希望を満たす数社のオファーの中から、業界最大手として有名なアインファーマシーズへの株式譲渡を実施し、M&Aを成立させました。
藤原氏は「小まめな相談に応じてくれたこと」「売り手にメリットが沢山あったこと」などを理由に、CBパートナーズを高く評価するメッセージを残しています。
まとめ
CBパートナーズは、医療や介護といった分野のM&Aに特化した仲介会社であり、現在も急激な成長を続けている最中の有力企業です。
前身の会社でも医療や介護の人材紹介に深く関与しており、全国に拠点を持っていることから、沢山のノウハウと紹介可能な企業を擁しています。
実際にM&Aを行ったクライアントからの評判も高く、業界をリードする大企業との結び付きを目指せることもCBパートナーズを利用するメリットです。