M&A仲介の基礎知識

M&A仲介会社を選びたい!業者を選ぶ際に比較する基準と注意点をわかりやすく解説する。

 

M&Aを実施すると決めたら、M&Aの仲介業者を選ぶことになりますが業者の数が多いこともあり、

初めてM&Aを実施するときほどどの業者を選べば良いのかと迷ってしまうことでしょう。

 

M&Aの仲介業者を適切に選ぶことができれば、

M&Aが効率的に進みやすくなり自社の要望に添ったM&Aが実現しやすくなります。

 

今回挙げる点を踏まえてM&A仲介会社をランキング形式でまとめていますので参考にしていただければと思います。

 

 

 

M&A仲介業者は選定する必要がある

M&Aの仲介業者は事前に選定しておく必要がありますが、大切なことは一定の基準に基づいて選定することです。

もし、業者を適切に選定することができなければM&Aの遂行において支障が生じる場合もあるので業者を選ぶ基準を理解しておきましょう。

 

M&Aの遂行能力が低い業者を避ける

M&Aの仲介業者を選定しなければならない理由の一つに、M&Aの遂行能力が低い業者を避けることがあります。

M&Aにおいて大切なことは、譲渡する側の企業と譲り受けする側の企業の思惑が一致することであり、M&Aによってお互いがWin-Winの関係になることです。

 

M&Aの遂行能力が低い業者を避ける

 

具体的に説明するなら、譲渡する側の企業としては、後継者問題を解決できることのほかにも、

これまで企業が培ってきた技術を継続していくこと、従業員が働きやすい環境を実現することなどがあげられます。

また、譲り受けする側の企業としては譲り受けすることによって自社企業が有していないノウハウを得られる点がメリットとなります。

関連:事業承継をした後の従業員の待遇は?労働契約・条件についてわかりやすく解説。

 

M&Aにおいては、できる限り両社の方針に沿った内容でM&Aを進めていくことが大切ですが、

仲介業者の遂行能力が低い場合、適切にマッチングができる企業を提案できない場合があります。

さらに、M&Aに関するノウハウが少なければ、成功するはずのM&Aが成功しなくなってしまうことも考えられます。

そのようなことを防ぐためにも、M&Aの仲介業者の選定は重要といえるのです。

 

M&Aにおいて悪質な業者を避ける

そのほか、M&Aの仲介業者を適切に選定できれば、悪質な業者を避けやすくなります。

M&Aにおける悪質な内容について一例をあげると、譲渡する側の企業が高値で売却できるにも関わらず仲介業者によって安値で売却されてしまうことです。

 

これによって、譲り受けする側の企業と仲介会社は想定よりも多くの利益が得られることになりますが譲渡する側の企業は損失が発生してしまいます。

そのようなことが起きてしまう要因は、譲渡する側の企業が自社の適切な企業価値を把握していないためです。

 

つまり、仲介業者は譲渡する側の企業の無知につけ込んでいる形となります。

譲渡する側の企業としては、長年にわたって成長させてきた企業を安く買い叩かれてしまうと、耐えがたいものがあるのではないでしょうか。

 

もちろん、多くの仲介業者は譲渡側の企業、譲り受けする側の企業の立場に立ちながら業務を行うために信頼性が高いといえますが、

中には、悪質な行動をとる仲介業者がいることを頭の片隅に入れておくと良いでしょう。

 

優良なM&A業者の特徴とは?

M&Aの仲介業者を選ぶ場合は、優良な業者を選ぶことが大切です。優良な業者の特徴を理解しておき、自社のM&Aをスムーズに進められる業者を選びましょう。

以下は中小企業の事業承継に適したM&A仲介については以下で網羅的に纏めていますので参考にして頂ければと思います。

 

 

 

 

報酬体系が明確

優良なM&A業者の特徴としてあげられることは、報酬体系が明確である点です。

報酬体系についてはそれぞれのM&Aの仲介業者によって異なっています。

例えば、業者によっては着手金が必要であったり、逆に着手金が無料であったりすることもあります。

 

報酬体系が明確であるM&A仲介会社を選択しよう

 

そのほか、成功報酬を計算する場合は、株式譲渡対価を基準として計算するケースや、移動総資産を基準として計算するケースもあり、これも業者によって異なります。

大切なことは、「なぜこのような報酬体系としているのか」ということを明確にしている点です。

 

例えば、着手金が無料である理由として「M&Aに対するハードルを引き下げ、M&Aに取り組みやすくする」と説明すれば、費用を抑えながらM&Aを実施したい企業としては、

M&Aを依頼したいと考えることでしょう。

 

一方、着手金が有料である理由として

M&Aにおいてより良いマッチングを目指すため、相手先企業を入念に調査したり、資料を作成したりするための費用として活用する」と説明する方法もあります。

 

このように説明すれば「M&Aにおいて自社の要望をできるだけ満たしたい」と考えている企業が、M&Aを依頼することでしょう。

M&Aの仲介業者が「なぜ、このような報酬体系としているのか」ということを明確に示しておけば、M&Aを検討している企業が仲介業者を選びやすくなるメリットがあるのです。

関連:M&A仲介に支払う着手金など手数料の相場とは?M&Aを実施するなら知っておこう!

 

M&Aの実績がある

また、優良なM&Aの業者を選ぶための判断材料として「実績があるかどうか」という点がポイントとなります。

仲介業者がどのようなM&Aの実績を有しているか、ということについては、業者によってはホームページで紹介している場合があります。

 

ただし、掲載されている内容についてはあくまでも概要にとどまっています。具体的には、譲渡した企業はどの業種で、譲り受けした企業はどの業種かという内容です。

なお、ホームページに掲載されているM&Aの実績を確認することで、

「主にどの業種のM&Aに取り組んでいるのか」ということや、「1か月あたり何件のM&Aを手がけているか」ということを把握することができます。

関連:【M&A】会社合併とは?基礎的事項から業種別の動向までわかりやすく解説する!

 

例えば、M&Aを検討している企業が製造業である場合、M&Aの仲介業者が製造業のM&Aを手がけていれば、

M&Aを検討している企業としては、その仲介業者に依頼したいと考えることでしょう。

 

また、1か月あたりに手がけているM&Aの件数が多ければ、M&Aに関するノウハウが豊富であると推測できるため、

M&Aの実施経験の多い企業に依頼したいと考えるのではないでしょうか。

M&Aの仲介業者を選ぶ場合は、あらかじめ実績について確認しておくと優良な業者を選びやすくなります。

 

M&A仲介業者選びのポイントは?

M&Aの仲介業者を選ぶためには抑えておきたいポイントがあります。専門性が高いかどうか、M&Aの最終合意後もフォローするか、という点に注目してみましょう。

自社の業界のM&Aを行った実績がある

M&Aの仲介業者を選ぶポイントとしては、「自社の業界のM&Aを行った実績があるか」ということです。

M&Aの仲介業者によってはホームページ上にM&Aの実績を掲載していることについては先述しましたが、

自社の業界と同じ業界のM&Aを実施しているなら、M&Aがスムーズに進む可能性が高いために、納得のいくM&Aが期待できます。

 

自社の凝塊のM&Aを実施しているM&A仲介を選ぼう

 

また、M&Aの仲介会社の中には、一定の業種に特化したM&Aを実施している場合があります。

例えば、IT企業に特化している仲介業者や、医療・介護系に特化している仲介業者などです。

業界特化型のM&Aの仲介業者は、その業種に関する専門知識や法律に関する知識が豊富であることからM&Aを依頼した企業の要望に添ったM&Aを実施しやすくなるメリットがあります。

 

M&A成立後の統合作業が円滑に行われる

また、M&Aの最終契約が行われた後、統合作業が円滑に進められるかどうか、という点も仲介業者選びのポイントとなります。

M&Aは、最終契約が成立することによって一区切りがつく形となりますが、最終契約とはM&Aについての最終的な合意が成された状態を指すものであり、

両社の統合に関する作業は最終契約の後に行われます。

 

統合に関する作業は「PMI」と呼ばれています。

PMIは、大きく分けると経営体制や組織の体制など「ソフト面の統合作業」と、システム系の統合や経理、総務、人事など「ハード面の統合作業」があります。

両社を統合する作業を行う場合、業務に取り組む方針や作業を進める方法が異なることもあり何らかの課題が生じることになります。

 

できる限りPMIをスムーズに進めていくためにも、M&Aの基本合意が成される前の時点からPMIについての計画まで見通しを立てておくことが、

M&Aの仲介業者に求められるといえます。

 

財務や税金に詳しいプロがいる

そのほか、財務や税金に詳しいプロがいることもM&Aの仲介会社を選ぶ基準となります。

財務に関する詳しい知識を有しているアドバイザーがいることで、企業の財務内容の分析を詳細に行えるようになるため、M&Aの効果を高めることができます。

 

また、M&Aが最終合意に達した場合、譲渡側の企業は譲り受けした企業に株式を売却することで売却代金を受け取ることができますが受取代金には税金がかかります。

税金に関する手続きは難しいものではありますが、M&Aアドバイザーが税金について詳しい知識を持っていれば、

株式の売却代金を受け取った後も税金の処理を確実に行うことができます。

 

 

 

 

 

まとめ

M&Aの仲介業者を選ぶ基準としては、実績や報酬内容などを明確にしていることがポイントとなります。

つまり、M&Aの実施を検討している企業に対して、いかにM&Aに対する不安を取り除いているか、ということを配慮している仲介業者が適切といえます。

M&Aについて、契約から最終合意後に至るまで幅広くサポートする仲介業者を選んで納得のいくM&Aを実施しましょう。

 

関連:会社売却の強い味方であるM&A仲介業者とは?メリットから選ぶポイントまでを紐解く!

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