情報開示書類の翻訳ニーズ拡大などに対応
株式会社TAKARA&COMPANYは3月6日、ベネッセホールディングスと株式譲渡契約を締結し、ベネッセの100%子会社である株式会社サイマル・インターナショナルの全株式を取得すると発表しました。
株式の取得価額は4,946百万円、株式譲渡実行日は3月31日を予定しています。

情報開示関わる印刷会社のTAKARA&COMPANY
TAKARA&COMPANYは情報開示に関わる印刷会社で、2019年12月に商号を宝印刷株式会社から現社名に変更しました。
近年は、情報開示書類の翻訳ニーズの拡大と、顧客の事業のグローバル化などにより、通訳・翻訳市場が成長し、質の高い翻訳リソースの確保が緊急の課題となっていました。
通訳・翻訳事業のサイマル
サイマル・インターナショナルは、1965年に発足した日本の通訳業界のリーディングカンパニーです。
日本では業界随一の登録通訳者を2,000名以上擁し、翻訳においても、優秀な翻訳者を多数輩出しています。
サイマルは1998年にベネッセグループに入りましたが、法人・官公庁向けが売上の主体であるため、ベネッセグループとのシナジーは限定的となっていました。
今後について
TAKARA&COMPANYでは、サイマルの高品質な通訳・翻訳技術を取り込むことで、自社の公器としての使命をこれまで以上に果たすとしています。
(画像はTAKARA&COMPANYホームページより)
▼外部リンク
TAKARA&COMPANY ニュースリリース
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