SAP関連ノウハウ融合で、より高付加価値のサービス提供へ
TDCソフトは2月3日の取締役会にて、株式会社八木ビジネスコンサルタントと株式譲渡契約を締結し、子会社化することを決議したと発表しました。
取得株式は280株で議決権の数は280個、議決権所有割合は100%です。株式譲渡契約は同日に締結済みで、株式譲渡実行日は2月28日の予定としています。

SAP S/4HANAへの移行需要拡大を見込む
TDCソフトは、システムインテグレーションサービス、コンピュータソフトウェアの開発・販売など、情報やシステムに関する事業を広く行っています。一方の八木ビジネスコンサルタントは、SAPシステム開発やコンサルティングに強みがある会社です。
SAP分野では、「SAP Business Suite 7」の保守期限が2025年に迫り(2020年2月3日現在)、後継のSAP S/4HANAへのマイグレーションの需要拡大などが見込まれています。
このためTDCソフトでは、同社のシステム開発技術と、八木ビジネスコンサルタントのSAP関連ノウハウを融合することで、より高付加価値の次世代サービスを提供できると判断したとしています。
今後の見通し
今回の株式取得価額は、TDCソフトの2020年3月期第2四半期における連結純資産の3%未満であるため、業績予想に与える影響は軽微としています。
(画像はTDCソフトホームページより)
▼外部リンク
TDCソフト ニュースリリース
https://www.tdc.co.jp/ir-news/9888/